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当校の特徴(エリクソン催眠)

・自然な会話による誘導を学ぶ

あなたは「エリクソン催眠」に何を求めていますか?私は会話による自然なトランス誘導でした。エリクソンのあまりにも有名な「トマトの苗」の話にあるような、クライアント本人すらトランスに入っていることに気が付かないような、自然なトランス誘導。私が求めたのは、それでした。

 

 現在、国内において幾つかの団体でエリクソン催眠のセミナーが行われています。私も幾つかの団体で主催された、十数種類のセミナーを受講しました。エリクソンの直弟子であるスティーブン・ギリガン先生やビル・オハンロン先生のワークショップにも参加し指導いただきました。セミナーの受講料だけでも数百万を費やしました。その他の書籍やDVD、ビデオなどを含めると一千万を超えます。

 それぞれの団体で主催されるセミナーは各々特徴があり、それなりに学ぶこともありました。ただ、中にはとてもエリクソン催眠とは言えない内容を教えている団体もありました。

 さて、ミルトン・エリクソンは偉大な催眠療法家であり巨人です。彼は沢山のことを後世の我々に残してくれました。それぞれのセミナーは、エリクソンのある部分を伝えはしても、エリクソンの全てを伝えきれないことは仕方がないことです。

 したがって、エリクソン催眠を学ぶ場合、エリクソン催眠の何を学びたいかがセミナーを選択する重要な要素となります。

 私がエリクソン催眠に求めたものは「自然な会話による誘導」でした。これは私だけでなく、エリクソン催眠を学ぼうとする多くの方もそうではないでしょうか?

その点において、私が参加したセミナーで私が完全に満足したセミナーはありませんでした。

 

 私は「自然な会話による誘導」を学ぶために、次々とセミナーを受講しました。そして、その目的を満たすセミナーはありませんでしたが、それぞれのセミナーにて少しずつではありますが得るものはありました。加えてエリクソン関連の書籍やビデオ映像、そしてエリクソン催眠から派生したNLPやブリーフセラピー、さらにエリクソン系以外の一般催眠における覚醒催眠などを勉強するうちに、少しずつ私の中で目指すものが形になってきました。それを公開したのがこの講座です。

 

・講師がNLPや催眠全般について知識がある。

 私がエリクソン催眠の各種セミナーに参加して感じたことは、講師の一般の催眠に関する知識が極めて乏しいことです。例えば「一般の催眠では10人中2人しか催眠にかからない。」「一般の催眠では、催眠をかけるのに数十分もかかる。」などと発言する講師もいます。一般催眠でも10人中8人から9人は簡単に催眠にかかるし、技術さえあれば全員にかけることも不可能ではありません。私が個人指導を受けたあるプロ催眠術師の一人は、これまで数千人に催眠をかけてきて、催眠をかけられなかったことは一度も無いそうです。つまり術者の力量次第では全員にかけることも可能です。また初心者の術者ならともかく、熟練の術者であれば誘導に数分しかかからないし、急速催眠を使えば数十秒で誘導出来るものです。

 私が思うには、エリクソン催眠は一般の催眠の応用です。エリクソンはエリクソン催眠を生み出しましたが、エリクソン本人が学んだのは一般の催眠です。したがって、一般の催眠の知識やテクニックを知ることは、エリクソン催眠を学ぶ上で大変有益です。当校では、催眠療法から催眠術まで一般催眠に関しても幅広い指導を行っています。

また、エリクソン催眠の講師はNLPの知識があることが望ましいです。出来ればNLPのトレーナー資格を有する方がベストでしょう。エリクソンの直弟子で世界的に著名な、スティーブン・ギリガン博士やビル・オハンロン氏等、著名なエリクソン催眠の講師は皆NLPの経験者です。NLPのテクニックの幾つかはエリクソンのテクニックを簡素化したものであり、NLPの言語モデルであるミルトン・モデルはエリクソンの催眠における言葉使いをモデル化したもので、これらを学ぶことはエリクソン催眠を習得することをより容易にします。当校のエリクソン催眠のコースのなかにNLPを組み込んでいるのも、そういう理由からです。

 

さらに、やはりエリクソン催眠から派生したブリーフセラピー(ソリューション・フォーカス、ナラティヴ・セラピー、ポジティビリティ・セラピー等)についても、ある程度の知識を有している方が望ましいと思います。これらは、エリクソンの非トランス系のテクニックを学ぶ上で有益です。

結論、エリクソン催眠だけでなく、NLPはもちろんのこと一般催眠やブリーフ・セラピー等についても一通りの知識を有するトレーナーより学ぶべきと考えます。